地図情報提供サービスを行っているゼンリンデータコムは、ブログサイトから自動的に希望のスポットを探し出す、次世代型位置情報サービスのプロトタイプ『地図ログ』を、3日から公開。CEATEC JAPAN 2006(千葉市、幕張メッセ、3−7日)のゼンリンブースでその体験ができる。
これまで特定のジャンルに絞ったブログ記事の検索サービスは提供されてきていたが、『地図ログ』では、表示されている地図のエリアから、ジャンルを特定せずに記事を検索し、『地図ログ』の地図上に表示することができる。これによって、表示している地図上で情報発信の分布を確認したり、キーワードを絞り込むことで地域の特性を地図から読み取ることも可能になる。
記事の検索は、地図のスクロールにつれて表示される記事も変動していく「地図から検索」、「駅名または市区町村名」と「キーワード」を入力する「キーワード検索」で行える。また、検索条件に加えることも可能で、検索結果から特定のブログに絞っての検索したり、記事のリストをの距離や日付順に並べ替えることもできる。
ゼンリンデータコムでは、現段階で公開しているのはベータ版であるものの、今後はカーナビや携帯電話での情報サービス、検索サービスとして実用化を目指していくとしている。
地図ログ
URL http://www.chizulog.com/