横浜ゴムは、グローバル・フラッグシップ・ブランドタイヤのADVAN Sport『V103』が、独ブラバス社の『BRABUS ROCKET』(ブラバス・ロケット)の装着タイヤに認定されたと発表した。装着タイヤサイズはフロントが255/35ZR19(96Y)、リアが285/30ZR19(98Y)。
同社製のタイヤはSUVタイプの「BRABUS MV12」の装着タイヤにも認定されている。
ブラバス社は、メルセデス・ベンツのチューニングを専門に扱うチューニングメーカーで、昨年から横浜ゴムとタイヤ開発技術でパートナーシップを結んでいる。
BRABUS ROCKETは、メルセデスベンツ『CLSクラス』をベースに、総排気量6200cc、最高出力730馬力と大幅なチューンアップを施し最高速は350km/h以上に達する。
横浜タイヤのADVAN Sportは300km/hを超える超高速域でも安定した走行性を発揮することをテーマに開発しており、高速安定性や快適性、ブレーキング性などが高く評価され、今回BRABUS ROCKETの装着タイヤに認定された。
ADVAN Sportは2004年の発売以来、英ベントレーモーターズ社の最高峰ブランド『コンチネンタル』シリーズ、独ポルシェ社『911カレラ4』やアウディ社のフラッグシップモデル『S8』などに新車装着されている。
横浜ゴムは「ADVAN」をグローバル・コンセプトを象徴するフラッグシップ・ブランドとして2004年から世界中で積極展開している。ADVANはハイパフォーマンス性やハイクオリティー性が認められ、世界有数の高性能車に新車装着されているほか、モータースポーツ分野でも「FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)」のコントロールタイヤに認定されている。