タイでのクーデターを受けて、タイに進出している日系自動車メーカーが生産停止に追い込まれている。
20日の生産を停止したのは、ホンダや日産自動車、マツダとフォードの合弁工場AATなど。クーデターで混乱しているため、20日の生産を停止するとともに、派遣している日本人従業員の安否を確認している。
タイは、労働コストが安く、政情が安定していたのに加え、政府が自動車産業の育成に熱心だったこともあり、日系自動車メーカーの多くが進出しているほか、日系の自動車部品メーカーの進出も盛んだ。
21日以降の生産体制については各社とも状況を確認しながら検討していく模様だ。