【BMW M を知る】リニアなトラクション性能

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ミュンヘン空港の敷地内にあるBMWのファーラー・トレーニング・ツェントロム(ドライバー・トレーニング・センター)で、『M5』『M3』『Z4 Mロードスター』を思い切り走らせることができた。

直6の気持ちのよい加速、V10の猛烈なパワーを感じることができたが、ここでの収穫はリミテッドMデファレンシャル(BMW M社が開発した機械式リミテッド・スリップ・デファレンシャル)の効果を確認できたことだった。

まずは、Z4 Mロードスターでのゼロ発進加速。1速に入れてクラッチをつなぎながらアクセルペダルをグイッと踏み込んでいくと、ギュルギュルッと後輪がホイールスピンしながら加速していく。ほんの少しホイールスピンしながら加速するのが一番速いのだが、低速トルクの太い3.2リッターエンジンはパワーコントロールも容易だ。さらにアクセルペダルを踏み込み過ぎてホイールスピンが激しくなったとしても、Mデファレンシャルのお陰で片輪だけ空転することもなく、高い加速力を持続してくれる。

コーナーから立ち上がるときにはMデファレンシャルの効果が最大限に生かされる。アクセルペダルをグイッと踏み込むと、緩やかにオーバーステアに転じながら加速していく。ボディに横Gが掛かって内側の駆動輪が空転しやすくなる状況だが、タイヤスモークを上げることなく駆動力が外側の駆動輪に伝わる。だからアクセルペダルの踏み込みをコントロールすることによって、リヤの滑り具合を操ることができる。ハンドルは直進か、軽いカウンターステアを当てながらスムーズに立ち上がることができるのだ。

水が撒かれたスキッドパッドではドリフトを試した。大きくカウンターステアを当てながらも、後輪は右足の動きでコントロールできるから操りやすく、走行ラインまで右足で自在に操れる楽しさがある。

効いて欲しいときに必要なだけ効いてくれるBMW M社が開発したリミテッドスリップデファレンシャルが装着されることによって、Mモデルはますます、ウデ利きドライバーを引きつける存在になりうるのだ。
《こもだきよし》

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