ダイハツ工業は、福祉車両「フレンドシップシリーズ」に、軽自動車の『タント・スローパー』を追加設定し、28日から発売開始した。
今回発売するタント・スローパーは、独自のパッケージングで広い室内空間を持つ軽乗用車のタントをベースに、車両後部に引き出し式のスロープを搭載した。大開口のバックドアとスロープによりバックドアからの乗降を容易にするとともに、より広い車いす乗車者スペースと高い質感を実現し、ゆとりあふれる快適な室内空間とした。
さらに、車いす仕様車としてだけでなく乗用車としても快適に使うことができるよう厚みのあるクッションとヘッドレストを装備した乗用タイプのリヤシート付き仕様を設定し、乗り心地の向上も図った。
このほか、助手席が電動で回転・昇降する助手席シートリフトを装備した「助手席シートリフト パック」も設定した。
価格はリヤシート付き仕様助手席シートリフトパックが182万円。