トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は20日の記者会見で、ルノー・日産自動車連合が米GM(ゼネラルモーターズ)と提携交渉を行っていることについて「基本的にはよそ様の話であり、コメントは控えたい」と、同社への影響などについての言及を避けた。
一方で米カリフォルニア州での乗用車合弁生産やCAT(先進技術協議会)など、GMとの間で「友好的に進んでいるものは引き続き進めていきたい」と述べた。
また、GMは「偉大な存在であり、米国でのリーディング産業と考えている」とし、合弁生産など協力事業は「当社に大変役立っている」と強調した。