世界最大規模のロジスティクス・プロバイダーであるDHLジャパンは、日本における環境保護に配慮した取り組みとして「グリーンロジスティクス」を開始する。まずその第一弾として、燃料電池、ハイブリッドトラック、自転車を活用した集配サービスを東京都を中心に順次進める。
今回導入される集配車両は、ダイムラークライスラーの燃料電池車『F-Cell』と三菱ふそうトラック・バスのハイブリッドトラック『キャンターエコハイブリッド』。
同社のギュンター・ツォーン社長は今回の件について次のようにコメントしている。
「このたびはダイムラークライスラー日本と三菱ふそうトラック・バスのご協力を得て、環境保護に配慮した新たな取り組みを本格始動することができました。今後も国際エクスプレス業界のマーケットリーダーとして、より一層業務の効率化を図るとともに、新たな車両等の輸送ツールの導入や各所との連携によって、日本の皆様の環境保全に対する取り組みに貢献できるよう、対応をさらに進めていきます」
将来的には、DHLの親会社ドイツポストワールドネット(DPWN)を含めて、グループ全体で「グリーンロジスティクス」に取り組んでいく予定だ。