スズキは、今春から欧州で発売した『SX4』の販売が好調なことから、増産する方針を明らかにした。
SX4はフィアットとスズキの共同開発車だが、生産はスズキのハンガリー工場のマジャール・スズキでスズキブランド、フィアットブランドでは『セディチ』名で生産している。日本市場向けには湖西工場で生産するほか、インドのマルチ・ウドヨクではSX4ベースのモデルを生産する予定。
3月から欧州市場に投入したが、フィアット、スズキともに好調な販売が続いており「フィアットではバックオーダーが5カ月」となっている。
このため、フィアット向けを当初の予定だった2万台から3万台へ、スズキブランドを当初の4万から6万台にぞれぞれ増産する。
また、日本からもSX4を輸出して供給体制を強化する。