昨秋発売の『シビック』に設定されたメーカーオプションナビで思い切った低価格化を進めてきたが、この流れはそれ以後も継承されている。装着車種を選ばない2DINタイプの汎用タイプを新たに設定。『フィット』だけではなく、軽自動車の『ゼスト』でもチョイスできるようになった。これにより、ホンダ車であれば、軽自動車から高級車まで、インターナビ・プレミアムクラブのサービスを等しく受けられるというわけだ。
汎用タイプナビの価格は24万1500円で、市販ナビに真っ向から勝負を挑める価格。市販ナビにはないテレマティクスサービスの充実がアドバンテージとなる。24カ月点検時の地図データ無料更新だってもちろんセットになっている。
忘れてはいけないのが通信機能。有線接続だけではなく、Bluetooth対応携帯電話であればキャリアを選ばず、簡単に接続することができる。一度ペアリングの設定をしてしまえば、クルマに持ち込むだけで自動認識。携帯電話本体を車内に置き忘れる心配もなくなる。
また、『オデッセイ』などのモジュールタイプでは、ウィルコム(PHS)のカーナビ専用データ通信定額サービスが使える。8400円(税込み)のカード代と、月額1050円(同)の通信料が必要となるが、通信料を気にすることなく、渋滞情報などの取得ができるのはうれしい。対応車種を購入検討している人で、日常的にクルマを運転するというのであればこちらもお勧めしたい。
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