市販マフラーの国家認証制度、来春にもスタートへ

エコカー 燃費

国土交通省、環境省が設置した「自動車排気騒音対策検討会」は27日、中間とりまとめを公表し、マフラーを改造もしくは交換した車両の車検時に、加速走行騒音をクリアしたことを示す「公的試験機関の試験成績書」の提示を求めるなどを求めた。

これを受けて国交省は、国の機関によるマフラーの認証制度を来春にもスタートさせる意向。認証を受けたマフラーは車検時に試験成績書を提示する必要がなく、違法マフラーの排除につながるという。

今回の制度は、車検の義務がある4輪車や自動2輪車には有効だが、ビッグスクーターなどの軽2輪車用マフラーにおける抑止効果には乏しく、今後の課題と言えそうだ。同検討会は引き続き、規制値や測定方法の見直しなどを進め、年度内をメドに結論を出す予定。

《編集部》

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