三菱自動車は、生誕40周年を迎える軽商用車『ミニキャブバン』『ミニキャブトラック』に、特別仕様車「40周年記念スペシャルを設定して、30日から発売開始した。
ミニキャブは、当時主流になりつつあったキャブオーバータイプの軽4輪トラックとして1966年8月に初代モデルを発売、1968年2月にバン仕様が追加された後、顧客の使用ニーズを取り込んだ商品強化や耐久性のレベルアップなどを継続的に実施し、1999年1月発売の現行モデル(7代目)に至っている。現在までの累計生産台数は300万台を越えており、軽商用車の定番モデルとなっている。
ミニキャブバンとミニキャブトラックの特別仕様車40周年記念スペシャルは、メッキフロントグリル、ハウジング部を光輝タイプとしたヘッドランプに加えて、ボディ同色(ホワイトソリッド)の大型ドアミラーを採用し、特別感のある外観を演出した。内装では、シート生地をファブリック化するとともに、インパネのセンターパネルを木目調とし、乗用車テイストの仕上がりとした。
バンでは、フロントドアのパワーウインドウ化や、従来はメーカーオプションとして設定しているキーレスエントリーシステム、プライバシーガラス(スライドドア/クオーター/テールゲート)、スピーカー内蔵AM/FMラジオを標準装備として、機能面の充実を図った。
価格はバンが102万9000−121万8000円、トラックが75万6000−98万2800円。