今年に入り、『XL-7』や『グランドビターラ』などのミッドサイズSUVの販売が過去最高を記録しているスズキが、4月のニューヨークオートショー(ニューヨークモーターショー)で新型XL7と「コンパクトスポーツクロスオーバー」と銘打った4WD、『SX4』コンセプトを発表する。
新型XL-7はクロスオーバーカテゴリーで、「ミッドサイズSUVの定義を新たにする」がテーマ。エンジンは3.6リットルV6DOHCを搭載し、外見からは想像できないほどのインテリアスペース、カーゴスペースを提供する。今年後半に販売が始まる予定。
またSX4は3月のジュネーブモーターショーですでに発表されているが、NYショーが北米デビューとなる。エコノミカルな2.0リットルDOHCエンジン搭載で、3モードが可能なAWDシステムを採用。北米で最小サイズの4WDとなる。SX4も今年後半に販売が始まる予定。
スズキは2005年に北米で過去最高の売り上げを記録。燃費、価格面でアドバンテージを持つスズキは、ガソリン高騰による大型SUV敬遠の気配が強まる中でもっとも評価を伸ばしているメーカーで、今年も順調な販売が期待されている。