シーズンが開幕し、予想以上の苦戦を強いられているのがトヨタ。タイヤに迅速に熱を伝えられないという致命傷に苦しむトヨタだが、ラルフ・シューマッハはそのトラブルを解消しつつあると自信を見せる。
「今は大きな学習カーブにいるだけだよ。タイヤメーカーが違えば状況は全く違うからね。でも冬のテストでも大きな進展が見られたし、ブリヂストンはいい仕事をしている。バーレーンではタイヤ性能が肉薄していることが証明されたし、僕らが単にタイヤをうまくマシンと連動させることができなかっただけ」
「シーズンが進むにつれて面白いことになるだろうね。僕らのマシンはタイヤに優しいみたいだから、よりソフトな方が向いている。マレーシアでのラバーは非常に安定していたし、決勝ではコンペティティブなラップを走ることができたよ」とラルフは語っている。