【D視点】異文化入門編…ルノー ルーテシア

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 異文化の勧め

日本の食卓では西洋料理や中華料理を日常的に取り入れて食生活を楽しんでいる。このような日本人の食生活は、世界でも珍しい。古来より言われていることだが、日本人は外来文化のよさを発見する能力がとりわけ優れているようだ。

一方、クルマの世界では、最近こそ高級車と呼ばれるジャンルで輸入車が優勢となるなど、グローバル化の兆しもある。しかしコンパクトカークラスにおいて、国産車のシエアーがこれほどに高い国は世界でも稀なのだ。

日本のクルマは海外の自動車メーカーを脅かすほど優れているのだから、あえて輸入車に乗ることもないとも言える。しかし、日本がさらに優れたクルマを作るためには、日本のユーザーが世界のクルマに乗り見識眼を育てることが必要だ。クルマを楽しむ視点からも、世界の料理を食する日本の食文化ほどではなくても、文化の違うクルマに日常的に接することをお勧めする。

少し前になるが、デザインの仕事でパリに滞在した折、成田から自宅に帰る車窓から見るシンプルと言うより、無機質でノーデザインの住宅群に愕然とさせられた。これは取りも直さずデコラティブなデザインが好きなフランス人の街に見慣らされていた反動でもあるのだが……。

デザインとしては薄味だが入門としては最適、フランス生まれのルーテシアのオーナーになって、ソフトタッチの凝ったダッシュボートやエアコンのルーバの入念なデザインを手始めに、人生をエンジョイするラテン気質のデザインを発見してみよう。これまでの生活にたいして「目から鱗が落ちる」こと請け合いだ!

《松井孝晏》

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