米国株の下落を受け、全体相場は反落。もっとも、好調な企業業績を背景に買い意欲は旺盛で、平均株価の下げ幅は10円ちょうどにとどまった。自動車株は利益確定の売りに全面安。
ホンダが前日比70円安の6800円と7日ぶりに反落し、トヨタ自動車も20円安の6090円と反落。日産自動車は10?12月期の連結営業利益を前年同期比5%増の2196円と発表したが、内容は円安によって輸出採算が改善したというもの。むしろ、北米・国内での販売減が嫌気され、10円安の1295円と反落した。
この日上げたのは、6円高の783円と続伸した日野自動車工業のみ。トヨタ系列のアイシン精機が「2007年春稼動予定で北海道工場を新設する」と大手経済紙で報じられ、130円高の4650円と3日続伸した。