【スズキ エブリィワゴン詳報】その3 大幅に進化したフットワーク

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フルモデルチェンジを行なった軽ワンボックスカーの『エブリィワゴン』のチーフエンジニア 浅井慶一さんは「新型は走る・曲がる・止まるといったクルマの基本については妥協なく開発を進めたので、先代とはまったく違った乗り味になったと思います。エンジンに関しても中低速のトルクを増やし、より扱いやすくなっています」と語る。

事実、エブリィワゴンを運転してみると、その走行性能の進化に驚かされる。浅井さんのいうように、クルマの基本性能がワンランク以上、高まっているのだ。

先代まではバンがベースということもあり、柔らかくても安心感の少なかった足まわりが、新型では乗り心地を犠牲にすることなく、大幅に安定感を増している。その挙動は、速度を上げて走っても大きな変化はなく、これなら高速道路を長時間走っても、疲れることはなさそうだ。

それでいながらスズキのクルマらしく、ハンドリングやアクセルワークにシビアな操作を要求することないので、肩の力を抜いてノンビリと運転できるところも魅力。

エンジンについても今回はターボ車だけの試乗となったが、扱いやすく、4速ATとの組み合わせも良好だったので、男性が3名乗車したときでも、意外なほど元気に走ってくれた。

新型エブリィワゴンは内外装の質感を向上しながら、走りに関してもこれだけ進化していれば、少人数のファミリーならじゅうぶんにファーストカーとしても使うことができるだろう。そこを目標に開発を進めた浅井さんの狙いは、うまく達成できているようだ。

《岡島裕二》

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