やっぱり、走って楽しいということが基本で、その部分にこだわってカタチにした点を大きく評価しました。
以前、海外仕様を乗る機会があったのですが、そのときはワタシが感じていたロードスターのイメージとの大きなギャップを感じ、些か、心配になってしまいました。その後、国内リリースに向けてのリファインを重ねて、箱根の取材会で乗ったときには、時間枠を無視してずっと乗っていたいと思うほど。つまり、ロードスターの乗ってわかる楽しさがキチンと構築されていてホッと一安心でした。
環境や安全性など、今や両手を上げてスポーツカー万歳という時代ではなくなっていますが、乗る楽しさという部分を大切にしたうえで、軽量化テクノロジーでそれを克服している。地道にちゃんと作り上げたというマツダのまじめさに大きく共感しています。(談)