ルノーブース『エジェウス』はセダンスタイルの高級SUV。そういえば、前にも『アヴァンタイム』でミニバンとクーペを融合したクルマというコンセプトを提案している。どうやらルノーはこの手の企画が好きらしい。
アヴァンタイムはその後量産され、斬新なデザインは現行『メガーヌ』にそのテイストを引き継いでいる、はたしてこのエジェウスもそのうち量産されるのか興味は尽きない。デザインの方向性としては新型『ルーテシア』(本国名『クリオ』)と同じで、エッジのあるものを磨きこんでなめらかにしたようなスタイルだ。
「シティ・ドライビングとオープンロード、両方のためのSUV。エレガンスとスポーティネスとを両立させた“走る喜び”をもつ、背の高いクーペ」と説明されるエジェウス。前作のアヴァンタイムもそうだが、空間を贅沢に使っていて思わず「カッコイイ」と言ってしまう。フランス流の贅沢とはこういうことか?
(東京モーターショー、10月19日−11月6日)