日本ボルボは、『FH12』『FM12』の制動装置に不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は02年3月から04年9月までに輸入した1049台。
これらのクルマでは、主制動装置において、故障時の対応機能である4回路保護バルブ内の樹脂部品の材質が不適切で、圧力と熱によってバルブが変形することがある。
使用を続けると、フロントおよびリアブレーキ回路でエア漏れが発生した場合、エア漏れ回路の遮断ができなくなり、ブレーキ回路の保護機能(エア圧力保持)が働かなくなるため、制動力が低下するおそれがある。