ホンダの米国子会社アメリカン・ホンダモーターは、ラスベガスで開催されているSEMAトレードショーに、『スポーツ・コンセプト・シビックSi』、『ストリート・スポーツ・コンセプト・リッジライン』、アキュラ『TSX A-SPECコンセプト』などのコンセプトカーを公開した。
同社は今回のショーには「ビークル・マニュファクチャラー・オブ・ザ・ショー」としてシビックSiが19台、リッジラインが12台など合計で50台以上のホンダ車が展示されている。
スポーツ・コンセプト・シビックSiは2006年モデルのシビックSiのアフターマーケットの可能性を探るためにアメリカン・ホンダモーターが提案するモデル。ボディカラーはシビックSi誕生20周年を記念するアニバーサリーホワイトパールを採用した。フロント・リアのバンパーのデザインは、カーボンファイバー製の空力パーツを採用するなど変更した。インテリアは、運転席側のみを赤色として、床は銀のワイヤーを織り込んだ表皮を採用した。
また、ストリート・スポーツ・コンセプト・リッジラインは、リッジラインのスポーツトラックとしての可能性を提示するモデル。フロント・リアバンパーのデザインを変更し、ブレーキやサスペンションを変更して走行性能の向上を図った。インテリアはスエードや革、フロント・リアのレカロ社製シートやLED フォグライトを採用した。
アキュラTSX A-SPECコンセプトはアキュラのスポーツセダンTSXの高性能をアピールするモデル。フロント・リアバンパーやサスペンションを変更し、スポーツ性能をより高めた。