今回の東京モーターショーにおいて、とりわけ積極的な「攻めの展開」をしてきたブランドのひとつに、アウディを挙げることができるだろう。
世界初公開の『シューティングブレイクコンセプト』と新型『S8』、さらにフランクフルトモーターショーでも展示した『Q7ハイブリッド』をブースに並べ、東京モーターショーへの強い意気込みを示した。
「自動車の世界に画期的な革命を起こしたシステム、我々のクワトロが誕生して25周年という記念すべき時期。将来への展開をアピールするのに、東京ほど相応しい場所はないでしょう」という、アウディジャパンのバルター・ハーネック社長のスピーチではじまったプレスブリーフィング(19日)には、アウディAGのマルティン・ビンターコーン会長も姿を現し、「これからの3年間で、さらに6つの新しいプロダクツを販売していく」と意欲的に語った。