7日、東京都江東区のフットサル場「KEL」で、日産が東京モーターショーに出品予定の『ノート・インスパイアードbyアディダス』コンセプトの展示イベントが行われた。
「『機能とファッションの融合』がデザインコンセプトです」とデザイン本部プロダクトデザイン部清水洋平エクステリア担当デザイナーは語る。
「『ティーダ』、『キューブ』、『マーチ』といったコンパクトカーの中で、ノートの位置づけをより際立たせるために、ビジュアルアイデンティティが類似しブランドとして共感を持てる、アディダスとのコラボレーションを実現させました」
「アディダスに企画に入ってもらい、いろいろとお話を聞きこちらも提案し、デザインの実作業は日産でまとめていきました。『ウェアラブル=着替え可能』をキーワードに、フロント、リアバンパー表面の素材もジャージ素材にクロスをまいて、着替え可能を前提にしています」
「ホイールはサッカーボールの、サイドシルやバンパーやグリルの3本のバーはアディダスのマークをイメージしています。ヘッドランプハウジングの色もオリジナルと違うパールなんですよ」と清水洋平エクステリア担当デザイナー。
会場のKELでは、「球舞」(キューブ)によるリフティングパフォーマンスも行われ、ノートのスポーツイメージを盛り上げていた。