イタリアGPフリー走行中のエンジン交換で10グリッド降格、タイヤトラブルによる緊急ピットインにスピンとストレスの多い週末を過ごしたマクラーレンのキミ・ライコネン。
「今日は僕にとって非常に失望の多い一日だった。もっといい結果を期待していたからね。エンジン交換のせいで11位からスタートしなければならなかった。1ストップ作戦を選択したのに、タイヤトラブルのせいで予定外のストップを強いられ、アドバンテージを得ることができなかった。」
「レース終盤では縁石にヒットしてスピンしたけれど、それは結果にあまり影響しなかった。僕は終始ハードにプッシュしたよ。燃料を大量に積んでもマシンのスピードは素晴らしかった。だからパフォーマンスに見合う結果が得られなくて残念だ。ワールドチャンピオンシップへの望みはあまり見通しが良くないけれど、僕は戦いつづけるよ」と語ったライコネン。
ロン・デニス代表は、「計算上はまだ可能性がある。厳しい挑戦となるだろうが、今までの歴史が示して来たように我々はチャレンジが大好きなのさ」と前向きな姿勢を見せた。