三菱ふそうトラック・バスは、『ザ・グレート』『スーパーグレート』の動力伝達装置に不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は94年11月から05年7月までに生産した4万1548台。
これらのクルマでは、トランスミッションを原動機に取り付けているボルトの締め付け指示が不適切で、急激な発進の繰り返しなどでボルトに緩みが発生し、原動機とトランスミッションの間に隙間が生じるものがある。
使用を続けると異音が発生したり、またはシフトレバーの位置がずれ、最悪の場合、クラッチ操作が困難になり、走行不能となるおそれがある。