三菱ふそうトラック・バスは、『エアロミディ』の走行装置に不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は93年9月から04年7月までに生産した5442台。
これらのクルマでは、フロントアクスルのナックルストッパ部付近の強度不足で、車両旋回時などにキングピンボス部に過大な応力が発生した場合、ストッパ部に亀裂が発生するものがある。
またキングピンのガタが大きくなると、この亀裂が促進される可能性がある。使用を続けると亀裂が進行してボス部が破断し、最悪の場合、ボスからキングピンが外れてタイヤが傾き走行不能となるおそれがある。