今日の朝刊から---気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。
2005年6月29日付
●橋梁談合疑惑、公団きょう強制捜査 検察当局(読売・1面)
●三菱ふそう、赤字881億円(読売・8面)
●ガソリン小売り価格 来月から125円突破も。1リットル当たり、各社、卸3円超上げ(東京・1面)
●名古屋フィルハーモニー交響楽団の理事長に就任した神尾隆さん=この人(東京・3面)
●日産、中古車事業を再編、販売店1割削減、買い取り・大型店強化(日経・13面)
●「アクセラ」を宇品工場で生産 マツダ(日経・13面)
●オリックス自動車、オートバックスでリース車無料整備(日経・15面)
ひとくちコメント
原油価格の急騰がガソリン価格にも飛び火している。石油元売り大手、新日本石油は7月以降の出荷分のガソリン卸売価格を6月に比べて1リットル当たり3.1円値上げすると発表。きょうの東京など各紙が取り上げている。
記事によると、原油価格の高騰によるコスト上昇が値上げの背景で、新日石以外の元売り各社も出光興産、ジャパンエナジー、コスモ石油なども値上げを決定、「1リットル当たり125円を超える可能性も大きい」とみている。
夏休みのレジャー、帰省などを控えて、ユーザーにとっても今後の価格動向が気に掛かる。