国交省がプローブ情報でのVICS補完を検討

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国土交通省は、自動車が実際に走行した情報を補完することで、VICSの情報精度を向上させることを検討する懇談会「VICSプローブ懇談会」を立ち上げると発表した。

政府のIT戦略本部が決定したIT政策パッケージ2005では、高精度な道路交通情報提供の推進「より高精度な道路交通情報提供のため、道路交通情報の収集インフラの整備を推進するとともに、インフラからの情報を補完するものとして、VICS車載器を活用した自動車からの情報(プローブ情報)の収集等について産学官が連携を図り、2005年度中に規格・仕様を策定する」と定められた。

今回新設する懇談会は、この施策の推進のために、インフラからの情報を補完し、VICSの精度を向上させるために、自動車からの情報の収集及び活用のあり方などについて議論する予定だ。

29日に第一回目の懇談会を開催する。

プローブ情報によるVICSの補完は、ホンダがテレマティクスサービスのインターナビ・プレミアムクラブで独自に展開している。

《レスポンス編集部》

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