【IRL】インディ500…ダニカで揺れた!

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29日、第89回インディ500の決勝レースが行われた。戦没者記念日の休日にあたる当日、現地は快晴に恵まれ、全米のレースファンがインディアナポリス・モータ・スピードウェイへ詰めかけた。

インディ500は数あるアメリカのレース中でも別格。毎年、3週間に渡ってレースイベントが行われる5月は「マンス・オブ・メイ」と呼ばれ、毎年、サーキット内のみならず市街地でも数々のイベントが催されている。そして今年も、推定40万人の観客が、伝統の一戦に立ちあった。

ポールポジションのトニー・カナーン(ホンダ)と2番手のサム・ホーニッシュJr.(トヨタ)が交互にトップを奪い合う熾烈なバトルで始まったレースは、中盤を過ぎた辺りからダリオ・フランキッティ(ホンダ)と、16位スタートからじわじわと順位を上げてきたダン・ウェルドン(ホンダ)、そしてカナーンのグリーン勢3台がトップを争う展開となった。

しかし最終的には半数を越す18台のマシンがリタイアを余儀なくされた波乱のレース、8回のイエローフラッグで計46周に渡り中断された展開の中、このトップグループも最後まで体制を維持することは出来なかった。

まずホーニッシュJr.がウォールの餌食となり、このアクシデントに伴うイエローコーション明け直後のリスタートでダニカ・パトリック(ホンダ)がスピン。後続の3台を巻き込み、レースは再びイエローフラッグで中断となった。

自身はピットインで順位を落としながらもコースへ復帰したダニカは、14周続いた長いイエローコーション下で先行車が給油を行う間にトップへと躍進。この時、満員の場内は大歓声で揺れんばかりの熱気に包まれた。

その後ウェルドンに一時はリードを許すも、再び発生したアクシデント後のリスタートでダニカはトップを奪還。しかし残り周回も僅かとなった193周、燃料不足から減速を余儀なくされた。

ウェルドンにトップを譲り、さらに4番手に後退したところで、アクシデントが発生し、イエローコーション下でレースが終了。ウェルドンがシーズン3連勝で第89回インディ500を征した。

期待の日本勢は、松浦孝亮(ホンダ)は13周を残したところで体勢を崩し、ウォールにヒット。ロジャー安川(ホンダ)も終盤170周にメカニカルトラブルでリタイアとなった。

《ケニー中嶋》

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