【緊急特集】ガソリン高騰---1バレル50ドル時代のカーライフ

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原油価格が歴史的高値圏で推移している。市況製品である原油の価格変動は別に珍しくないが、投機マネーの流入と途上国の旺盛な需要という“バーチャル”と“リアル”の要素が交じり、先行きの予想が一段と難しくなっている。

言うまでもなく、原油価格は最終的にガソリンや軽油の小売価格に反映され、われわれの家計にも響く。今のうちに打てる対策はあるのか? 「家計に優しいカーライフ」を探ってみた。

■過去6年で4倍! …WTI

実際、原油価格はどれだけ上がっているのか---新聞などで頻繁にとりあげられるのは、米ニューヨークのマーカンタイル取引所(NYMEX)で取引されているWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエイト)という油種だ。テキサス西部で産出される軽質油で、アメリカ全体の生産量の10%にも満たない油種だが、原油取引の重要指標になっている。

このWTI、99年には1バレル(約159リットル)15ドルにも満たなかったが、03年ころからほぼ一本調子で上がり始め、今年に入って57ドルの過去最高値を記録した。北海ブレンド油やドバイ産原油も追随しており、原油高が長期化する気配だ。「5年後に1バレル105ドルもあり得る」(大手投資会社)との声もささやかれている。

■なんでこんなに上がるの?

価格は需給バランスで決まる。原油の場合、急激な経済成長を続ける中国の存在が大きい。国際エネルギー機関の見通しによると、2000−2030年のエネルギー需要増加率(年平均)で、中国などアジア地域は2.9%と、先進国(1%)の3倍に達する。

ただ、これまでは、需要が増えると油田開発や製油所の能力増強が進み、結果的に価格は落ち着いてきた。しかし、世界の製油会社は不況で設備投資を抑制し続けており、需要増にすばやく対応できなかったことが、高騰の長期化につながっている、との見方がある。また近年は金融取引も急増中。取引額の20%が投資マネーと言われ、実取引に便乗したマネーゲームが、相場の先行きをいっそう見えにくくしている。

■過去6年で4倍! …WTI
■なんでこんなに上がるの?
■日本でも影響ジワリ…か!?
■実際は、意外と動きなし
■ガソリン代節約術…新車買う?
■ガソリン代節約術…今のクルマでできること

《編集部》

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