JXグループ、3製油所で原油処理能力を削減へ

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JXグループの新日本石油とジャパンエナジーは、5月31日に新日本石油精製の大分製油所、ジャパンエナジー子会社の鹿島石油の鹿島製油所、6月30日に新日本石油精製の水島製油所の原油処理能力を削減する。

大分製油所の第一常圧蒸留装置(トッパー)2万4000バレルを廃止、鹿島製油所の第一トッパー2万1000バレルを削減し、水島製油所の第二トッパー11万バレルを廃止する。

低燃費車の普及や景気低迷などから国内の石油需要は低迷しており、今後も需要低迷は続く見通しから、両社は原油処理能力を削減する。新日石とジャパンエナジーが合併して7月1日に発足するJX日鉱日石エネルギーは、2011年3月末までに日量40万バレルを削減する計画で、今回この一環として日量15万5000バレルを削減する。

JXでは、2014年3月末を目途に日量20万バレルを追加削減する計画で、需要に対応して生産能力を削減することで、経営の効率化を図る。

《レスポンス編集部》

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