【新聞ウォッチ】リコール届け出が過去最高、三菱製が3割

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年4月6日付

●オフロードの大型SUV公開、6年ぶり改良、来月発売、ジャガー・ランドローバージャパン(読売・8面)

●オール民間、小泉人事、道路公団民営化トップ(読売・9面)

●車リコール最悪756万台、2004年度、三菱「欠陥隠し」響く(読売・33面)

●交通安全願い学校設立、スズキ系のインド法人(朝日・8面)

●駐車違反取り締まり、民間委託に熱い視線、都内で説明会、490法人参加(産経・2面)

●フォード1000人削減、米誌報道、ホワイトカラー対象(東京・8面)

●ウクライナに日産が販社(日経・11面)

ひとくちコメント

国土交通省のまとめによると、国内外の自動車、二輪車メーカーなどが2004年度に届け出たリコール(回収、無償交換)の件数は計438件に達し、1969年のリコール制度開始以降、最高となったという。きょうの各紙が取り上げている。

「三菱製大型車、乗用車の一連の欠陥隠し」の影響が大きいと、読売などが報じている。また、対象台数も過去最高だった03年度より約310万台増えて計約756万5000台。このうち、欠陥隠しに絡む三菱ふそうトラック・バスのリコールは66件約190万台、三菱自動車は39件計約21万台と、両社で全体の3割近くを占めたという。

さらに、1件当たり数10万台規模の大型リコールも相次いだが、国交省は、「各メーカーともコスト削減で部品の共通化を進めたことから、対象台数が広がった」とみている。

《福田俊之》

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