三菱自動車は、タイのバンコクで開催されている第26回バンコク国際モーターショーで、ショー主催者が選ぶ、タイのカー・オブ・ザ・イヤーで、ミニバンの『グランディス』(現地名『スペースワゴン』)がベストMPV賞を受賞したと発表した。
また、ピックアップトラック『ストラーダ』が「ベストエクスポートピックアップトラック賞」を受賞した。
グランディスは、次世代ミニバンとして、2003年5月から日本で発売開始した。その後、欧州、豪州へ日本から輸出したのに続いて、同車種では初の海外生産として、2004年10月からタイ工場で生産し、タイ国内で販売を始めている。
タイ国内での販売実績は、2005年2月までの4カ月間で約2000台と順調で、今年1月からはタイからフィリピンへの輸出も開始している。
ストラーダはグランディスと同様、タイ工場で1995年から生産開始し、タイ国内での販売と共に、北米を除く世界140カ国余りに輸出している。2005年2月までの累計輸出台数は約60万台で、同社の主力製品となっている。
また、同社ではタイモーターショーに東南アジア初披露となった『ランサーエボリューションIX』を参考出品した。