気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2005年3月1日付
●三菱製大型車車軸部品欠陥、「製造不良」指摘23回、ふそう、当初の「5回」訂正(読売・38面)
●200億円改修、富士スピードウェイ、F1に照準 鈴鹿とつばぜり合い(朝日・18面)
●元売りガソリンまた値上げ、2カ月連続、卸値1リットル1.9−3.3円(毎日・9面)
●三菱自動車 再生計画発表から1カ月、本社移転を延期(産経・8面)
●駐車違反取り締まり、説明会に875団体、今秋以降民間委託(産経・29面)
●三菱自動車 「閉鎖」岡崎工場08年再開へ(東京・3面)
●メキシコで販売攻勢へ、自動車大手、続々工場進出(東京・8面)
●トヨタ、部品輸送に専用列車 CO2削減環境負荷小さく(日経・1面)
●広州ホンダ、実質値下げ、アコード新型、約10%安で発売(日経・13面)
●マツダ「ロードスター」全面刷新 年後半発売(日経・13面)
●アイシン社長にトヨタ、山内専務(日経・15面)
ひとくちコメント
富士山のすそ野に広がるレーシングコース「富士スピードウェイ」の全面改修が終わり、2月28日、一部の報道関係者などに公開された。きょうの朝日など各紙が“お披露目”記事を掲載している。
この日は、前日まで降り積もった雪が残り、コース周辺は白銀の世界。それでも除雪したコース内を今季からトヨタF1チーム入りしたラルフ・シューマッハ選手のデモ走行も披露。
落成式典にはF1スポンサーの松下電器の中村邦夫社長をはじめ、トヨタが買収するまでの地権者である三菱地所の福澤武会長、トヨタ側から豊田章一郎名誉会長、中川勝弘副会長ら関係者も多数出席した。
報道陣の最大の関心事は本格的な国際レースコースに生まれ変わった「富士スピードウェイ」でのF1誘致。きょうの朝日も鈴鹿の契約が終了する「07年以降の開催を巡って、富士と鈴鹿のつばぜり合いが始まった」と報じている。