ルノー・ジャポンは『ルーテシア』、『セニック』、『セニック4×4』のエンジンに不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は00年5月から02年4月に製作した1955台。
これらのクルマでは、コンプレッサー取り付けブラケットの加工精度が不適切で、コンプレッサー、発電機、クランクプーリーにかかる補機ベルトの中心がずれて同一線上にならないものがある。
使用を続けると補機ベルトがプーリーから外れて噛みこむことがあり、最悪の場合、エンジンが損傷するおそれがある。
またクランクプーリーのダンパーラバーの耐久温度性能が不適切で、想定以上の環境で使用すると、ラバーに亀裂が生じることがある。
このためクランクプーリーが正規回転せず補機ベルトが外れて噛みこむことがあり、最悪の場合、エンジンが損傷するおそれがある。