バフがけのアルミボディを思わせるシルバーに塗装されたホンダ『エディックス』は、東京オートサロン(14−16日、幕張メッセ)ホンダブース第2の目玉だ。
「Edix Modulo CONCEPT with ELLE DECO」と名づけられたこの参考出品モデルは、インテリア情報誌『ELLE DECO』とのタイアップで製作された。エクステリア、インテリアの両方に、自動車デザインの既成概念にとらわれない自由な発想が盛り込まれている。
「メインターゲットは物質的に豊かな時代を生きてきた30代のユーザーです。内装は白色基調のモダンなリビングルームがテーマで、クリーンなイメージをアピールしました。TVやナビ情報を映す液晶ディスプレイも全席ぶんを用意。家族や友人同士、車内でコミュニケーションできるようにしました」と、ホンダ関係者は説明する。
エクステリアでは緑青色のLEDイルミネーションをボディの全周に配置。現状では加飾程度の意味合いしかないが、将来的には他車とのコミュニケーションや盗難防止のための警報ランプとして利用することを考えているという。
フロントグリル、フォグランプのベゼル、エキゾーストパイプフィニッシャーは六角形のハニカムデザインで統一している。ほか、ヘッドランプやリアコンビネーションランプもシルバーのボディカラーに合わせた調色とするなど、細部にまでこだわったデザインが特色だ。