ショーの主催者、日本自動車工業会副会長として2日のレセプションに出席したホンダの福井威夫社長は、メディア関係者に囲まれると復帰5年目でようやく手応えのあったF1に話が及んだ。
「来季は優勝するし、(佐藤)琢磨も日本人初の(優勝)チャンスが大いにある」と自信の宣言。
ジェンソン・バトンの移籍問題もあったが「彼にはウィリアムズへの恩義のようなものがあったのだろう。世間でいわれているようなシコリはない。決まった以上、問題はない」という。
来季は、2レースに同一エンジンを使用、予選から決勝までのタイヤは1組のみといったレギュレーションの大幅変更がある。「やってみないと分からない」というのが本音だが、さらに2006年からはエンジンを2.4リットルV8にサイズダウンさせる計画も。これには「2.4リットルなんて、最高峰のレースと言えないよね」と不満一杯の様子。