【マツダ水素ロータリー】どうして、RX-8に搭載なの?

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自動車メーカー各社、燃料電池車を開発している。その中でマツダは「水素燃焼ロータリーエンジン」を選択、東京モーターショー(プレスデイ:11月2日、一般公開:3−7日、千葉・幕張メッセ)で水素ロータリーエンジンを技術展示コーナーに出品する。

走行プロトタイプは『RX-8』に搭載した。では、なぜスポーツカーのRX-8なのか。

まず、ロータリーエンジン量産車として、現在はRX-8しかない。開発コスト面では当然の選択だ。また、マツダとしては県庁、市役所などでの使用を推進しており、RX-8の独特フォルムが「走る広告塔」として効果があると考えた。

が、今後の開発では当然、他のモデルに搭載することも検討。水素タンク(350気圧のシリンダー形状タイプ)の搭載スペースを考えると、『アテンザ』、次期『プレマシー』あたりが有力候補か。

理想は、マツダ車全てに水素ロータリーをラインアップすることだ。2003年の東京モーターショーでマツダは、RX-8ベースの1号車発表の際、「3年以内に実用化」を宣言している。つまりあと2年で、RX-8水素ロータリーは街を走り出す。ちょうどその頃には、燃料電池車対応での水素スタンドのインフラも進んでいるはずだ。

また、ロータリーエンジンの生まれ故郷、ドイツなどのヨーロッパや、RX-8の販売台数の多い北米市場への水素ロータリー車導入は未定。まずは、日本国内での普及に注力する。

《桃田健史》

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