9月29日発表、11月6日に販売開始となるオペル『アストラ』。日本発表会にはGMヨーロッパのデザイン担当エグゼクティブ・ディレクター、ブライアン・ネスビットが来日して、新型アストラのデザインを解説した。
新型アストラの開発キーワードは「ダイナミズム&バーサティリティ」。ダイナミズムがデザインと走りの性能であり、バーサティリティは多用途に使える使い勝手を意味する。ネスビットは、新型アストラのデザインは“ドラマチックな表現”が目標にされた、という。
「フロントエンドの“Vシェイプ”はダイナミズムの表現。ブリッツエンブレムが造形のハイライト(頂点)に位置している。またヘッドライトの造形に代表されるように、立体的な質感やアピールにも注目してほしい」
「新型をダイナミックに見せるデザイン要素として、サイドビューでは、キャノピーに対して張り出したショルダー、存在感を主張するホイールアーチが重要だ。またアストラとしてのアイデンティティはプロポーションに基づく。それは長さ、幅、高さのバランスだ」
「リアエンドでは、センターにわずかな角(ピーク、峰)が入っており、これはフロントエンドと前後で調和している」
「インテリアデザインでは内外の調和が考慮された。そして精密な面構成、グラフィックスに配慮した。コンソール中央の面にもピークが通っており、これはフロントエンド、リアエンドと共通のモチーフ」