日産から14日に発売された『フーガ』の販売目標台数は月販2000台。満を持して導入した新型車の割には少し控えめの気もするが、その点を日産自動車マーケティング本部マーケティングマネージャーの市野克己氏に聞いてみた。
「最近は国産高級セダンの市場も台数が伸びていないので、約2000台という目標になっています。ただ、先代にあたる『セドリック/グロリア』でも合わせて平均では1650台程度は販売しておりましたので、現実的なラインで2000台ぐらいだと思っています。逆にいうとこれぐらい売れてもらわないと、困ってしまいます」とコメント。
先日発売されたホンダの『レジェンド』も月販売目標が500台と、非常に少ない台数だった。国内の高級セダンのシェアが輸入車に奪われていることもあり、フーガの販売目標もクラウンの販売台数の約半分となる、2000台程度に置かれているようだ。