今年の年末にフルモデルチェンジが行われる、軽自動車カーゴのダイハツ『ハイゼットカーゴ』も、一足先に東京モーターショー(プレスデイ:11月2日、一般公開:3−7日、千葉・幕張メッセ)に登場する。
新型は迫力のある大きな開口部を持つフロントグリルと、積載性を高めたパッケージングが特徴だ。
ポイントとなるラゲッジルームは、Aピラーを立ててフロントシートの設定位置を前に移動することで、先代に比べプラス120mmもの荷室長の拡大に成功した。その結果、荷室長はクラストップとなる1860mmを実現している。
他にもインパネシフトを採用し、フロアトンネルのないフラットなフロアを開発したことで、運転席から助手席へのサイドウォークスルーを可能としている。また、小物入れの数も増やし、インパネ周りやルーフにもポケットエリアがあり、使い勝手は良さそうだ。
新型ハイゼットカーゴは、98年の軽自動車の規格変更後、商用バンでは初めてフルモデルチェンジを行うクルマ。カーゴの次には乗用タイプの『アトレー』も、フルモデルチェンジを行ってくるはずなので、そちらも楽しみだ。