【トヨタ アイシス発表】苦痛を感じさせないウェルキャブに

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トヨタ『アイシス』は、ミニバンでは初めてセンターピラー内蔵構造となった「パノラマオープンドア」が採用されている。助手席のドアと、後部のスライドドアを開けば広大な開口部が出来上がるが、この恩恵を最大限に受けたのが福祉車両のウェルキャブだ。

トヨタでウェルキャブを担当する特販・特装車両部カスタマイズ室の梶川真哉さんは「アイシスはウェルキャブのベースとして、優れたクルマだ」と絶賛する。

アイシスの場合、サイドリフトアップシート仕様と、助手席リフトアップシート仕様が設定されているが、アイシスの特性を活かしたのは前者だという。

「サイドリフトアップシートのクルマはこれまでにもありましたが、アイシスが他モデルよりも優れているというのは、大きな開口部と、タンブル可能な助手席があるため、足を伸ばした状態のまま、シートの回転ができるということなのです」

「これまではドアの開口面積が小さいため、シートを回転させるときには足をと座面側に寄せ、干渉を避けなくてはなりませんでした。ひざを曲げるのが辛い人にとってみればこれが一大事で“クルマは便利なのだがこれが苦痛だ”という声が意外に多かったのです」と説明する。

だが、アイシスはパノラマオープンドアの採用によって大きな開口部があるため、ひざを曲げて乗降する必要もない。他のクルマよりも乗降性が向上したことはもちろん、乗る人に掛かる負担が大幅に緩和されている。

また、フロアが低い設計のため、シート下降時には座面高さが2WDで400mm、4WDで420mmとなるのもポイントだとする。

《石田真一》

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