クロネコひっかく…ヤマトが郵政公社を提訴

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ヤマト運輸は28日、独占禁止法第24条に基づいて日本郵政公社を東京地裁に提訴したと発表した。

同社は日本郵政公社と大手コンビニエンスストア、ローソンが、ローソンの店舗で「ゆうパック」を取り扱うことを決めたことに対し、「税制面で優遇を受けている特殊な団体と同じ土俵で競争できない」と反発している。

提訴により、自らの主張が正しいかどうかの判断を司直の手に委ねることになる。

請求内容は、同法第24条に基づいて不公正取引差止めを求めるもの。日本郵政公社に対し以下を求める。

(1)ヤマト運輸の宅急便取扱い店であるコンビニエンスストアに対し、不当な利益をもってゆうパックサービスの取扱い店となることを誘引してはならない。

(2)同公社はローソンを取次所としてゆうパックサービスを提供してはならない。

(3)ゆうパックサービスについて国土交通省に届け出た民間宅配便業者規定の料金未満でサービスを提供してはならない。

《編集部》

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