【新聞ウォッチ】トヨタ、日産の誘致促進へロシア代表来日

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年9月8日付

●ホンダ車など4万台リコール(読売・37面)

●新社長:日野自動車・近藤詔治氏「カイゼンと安全が大事」(読売・11面)

●キャッチ:注目インドネシア、日産自動車・志賀俊之常務(産経・10面)

●良い経営・私のCSR論/トヨタ自動車渡辺浩之氏、環境マネジメント 安全・クリーンをつくる(日経・13面)

●自動車総連が定期大会(日経・38面)

ひとくちコメント

多数の犠牲者が出たロシア・北オセチア共和国での学校占領事件。国政の不安などから対露投資の見直しも取り沙汰されているが、こうした折、ロシアの工業都市、沿ボルガ連邦管区のセルゲイ・キリエンコ大統領全権代表が来日、日本経団連の奥田碩会長らと精力的に会談を行った。

きょうの読売などの全国紙と日経には報じられていないが、経済専門紙の「フジサンケイビジネスアイ」が同氏を直撃インタビューした記事を1面準トップで取り上げている。

それによると、「トヨタ自動車に同区への工場進出を誘致していることを明らかにしたほか、今後、日産自動車にも、同地区への工場進出を促す方針」などを明らかにしている。 

日本の自動車メーカーは今春、ホンダも現地法人を開設するなど対露戦略の強化に乗り出している。ロシアの治安情勢併せて今後の動向が注目される。

《福田俊之》

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