【D視点】新型アウディA6…グリルを通して期待が見える

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★かけがえのない地球を“コンボイ”で爆走

新型A6のフロントを見ていると1978年制作のアメリカ映画『コンボイ』が浮かんでくる。クリストファーソンが演じる大型トラックの運転とボーグナイン扮する保安官との確執が、アメリカ大型トレーラーのコンボイ(船団、集団)の爆走の中で展開される。大型トラックの迫力のある姿が自分に重なり、パワフルになったような気分が堪らない作品だ。

その象徴が、巨大なエンジンを収めた超ロングノーズと、これも巨大なフロントグリルにある。A6のフロントは“コンボイ”に負けていない。

ニューヨークの市街でキュートな女性が大型トレーラーを軽々と操縦する、そのカッコ良さに思わず足を止めてしまったことがある。もっとも、アメリカの広大な大地で、しかもルート66のようなひとっこ一人いない広い道路をトレーラーが爆走するのは良いが、街中で爆走しては歩行者に恐怖感を与えてしまう。欧州では、大型トラックが対向車に威圧感を与えるのを避けるためか、ヘッドランプの高さ規制がある。

クルマの面構えが鋭くなったのはプジョーの『206』からか? チャイニーズアイで猫のような雰囲気が成功し、以降BMWなど多くのメーカーから血走った目のクルマが出てきた。それに応じるように馬力競争が始まり、今や600馬力オーバーのクルマさえある。

ファッションも然りで、ナチュラルティストは姿を消し、新しいボディコンシャスと称してセクシーな魅力を爆発させている。少し前に多くの人が志向していた、自然と調和した控えめなライフスタイルは、すっかり影を潜めているようだ。

浮気もタマになら楽しかろうが、地球環境を考えて正気に戻ることを期待したい。懲りないのが人間の性ではあるが。

★A6のルーツはTTにあり
★新型はフェイスリスト?
★かけがえのない地球を“コンボイ”で爆走
★五輪の世界記録、フォーシルバーリングスの世界記録

《松井孝晏》

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