三菱自動車は22日、リコール対象車をヤミ改修して、その後にリコールの届け出を行わず放置していた案件で、当初サービスキャンペーンで処理する予定だった52件のうち、5件はリコールに切り替えると発表した。
同社は過去に指示改修として92件の不具合案件をヤミ改修していたが、その後これらを放置していた。これらのうち、リコール対象案件は7月7日までに国土交通省にリコールを届け出し、残り52件はサービスキャンペーンで対策を打つ予定だった。
その後の国土交通省との交渉で、52件のうち5件はリコールとしての処置が必要となった。7月29日に届け出る。5件は過去に事故、火災などは発生していないと、している。