国土交通省は9日、三菱ふそうトラック・バスに対してクラッチハウジングの不具合の改修ピッチを上げるとともに、ユーザーに対して異常を感じた場合は運行しないよう求めることを指示した。
クラッチハウジングのリコールは5/26の届け出以降、現在までの改修率は12.5%(9314台)しかない。また、同社に戻ってきたクラッチハウジング14個のうち、6個に亀裂が見つかり、うち2個は亀裂が全周に及ぶ深刻なものだった。
このため国交省は、残る6万5000台あまりの改修を急がせると同時に、ユーザーに対して異常を感じた場合は運行せず、すぐに販社に連絡するよう通知することを同社に求めた。