富士重工業(スバル)とGM(ゼネラルモーターズ)グループのサーブは、新たに新型クロスオーバー車を共同開発することで合意したと発表した。
富士重とサーブは、スバル『インプレッサ』をベースにしてサーブ『9-2X』を共同開発し、富士重が生産してサーブが北米市場で販売している。
今回、新たに富士重が開発中の新型クロスオーバー車をベースにして、サーブブランドのモデルを共同開発する。共同開発モデルは、富士重の米国工場が受託生産してサーブに供給、サーブは北米市場で販売する。
基本コンセプトとなるデザインはサーブが担当し、富士重が開発、生産を担当する。サーブとしては開発投資を抑制しながら商品ラインナップを拡充でき、富士重としても米国工場の稼働率アップを図れるメリットがある。