マツダは8日、『ボンゴフレンディ』やフォードにOEM(相手先ブランドによる生産)供給した『フリーダ』など7車種に2カ所の不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。
(1)AT内部の油圧制御用ソレノイドバルブのコイル線かしめが不適切なため、熱膨張を繰り返すと断線し、変速不良が発生、最悪の場合、走行できなくなるか、Nレンジでも車両が前進してしまう
(2)ウィンカーレバーの可動接点部に塗布したグリス量が多いものがあり、グリスが電線に侵入して皮膜が硬化し、最悪の場合、断線してヘッドライトやウィンカー、スモールランプなどが点かなくなる……の2点。
2000年12月〜04年1月に生産したボンゴフレンディ、『ボンゴ』、『ボンゴブローニィ』、『タイタン』、フォード・フリーダ、日産『バネット』、三菱『デリカ』の合わせて3万7132台が対象だ。