民間調査会社の東京商工リサーチ名古屋支社は、三菱自動車の岡崎工場閉鎖に伴う地元企業への影響調査を実施した。それによると三菱自と取引のある企業の半数が「影響がある」と答えた。
調査は愛知、岐阜、三重の東海3県で実施した。それによると、三菱自と取引のある174社のうち53.4%が岡崎工場の閉鎖で影響があると答えた。調査は6月3日から9日までの7日間にわたり実施した。影響があると答えた企業の割合が最も多かったのは愛知県岡崎市で71.4%。次いで豊田市の60%などとなった。
一方『パジェロ』を製造するパジェロ製造がある岐阜県では、パジェロの生産継続が決まったこともあり77.8%が「影響なし」と答えた。企業規模別では売上高1億円未満の企業の66.7%が影響ありと答えた。