企業倒産負債総額、マレリ民事再生で5年ぶりの1兆円超え 2022年度上半期

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東京商工リサーチが10月11日に発表した2022年度上半期(4~9月)の全国企業倒産状況によると、負債総額は同103.2%増の1兆7420億8500万円で5年ぶりに1兆円を超えた。

倒産件数は前年同期比6.9%増の3141件、3年ぶりの増加となった。4月から9月まで6か月連続で前年同月を上回り、2020年度以来、2年ぶりに3000件台に乗せた。

負債総額は同103.2%増の1兆7420億8500万円で2年ぶりの増加。負債が1兆円を超えたのは、2017年度の2兆1173億7800万円以来、5年ぶり。事業再生ADRによる再生手続を目指したが、全金融機関の同意を得られず、簡易再生手続(民事再生法)を申請したマレリホールディングス(負債1兆1330億円)が押し上げた。


《纐纈敏也@DAYS》

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